プロジェクト管理と言わないのは、私は「管理する」のが苦手だから。
プロジェクトがうまくやっていければいいのなら、運営くらいでもいいんじゃないかと思って。
少し前から考えていたのだけれど、合宿でちょっと話してみたので、ここにも書いてみる。
できれば、LTでも話してみたいのだけど、そこまで考えがまとまっていない。
海外ではどういうふうに考えているんだろうか? Agile2009のネタ…としては薄いかなぁ?
- 私は、子育てとプロジェクトの運営はとても似ていると思う。
- そう思うようになったのは、相方さんが見つけた「モンテッソーリ」という子育ての方法を知ったから。
wikipedia:モンテッソーリ教育
子供の中の自発性を重んじることである。
どの子供にもある知的好奇心は、何よりその自発性が尊重されるべきで、
周囲の大人はこの知的好奇心が自発的に現われるよう、子供に「自由な環境」を提供することを重要視した。
- アジャイル開発では自己組織的なチームになることが大事(だよな?)
- なので、メンバーの自発性はとても重要
- であれば、子供に対する教育、子育ては、プロジェクトの運営と似ている部分が多いのでは?
というわけ。この理屈からいくと、
- 「良いお母さん、お父さん」は「良いプロジェクトリーダー」になれる可能性が高い
と思うので、子育てのために退職した人を雇用する際に「どんな方針で子育てをしていたか」を聞いてみても面白いかもしれない。(開発者にコードを書いてもらうように)
というか、「良いお母さん、お父さん」を積極的に雇用することは、会社にとってイイことなのかも。
あれこれあって amazon:がんばらない子育てのコツ-残りは神様がやってくださる-ジョン-グレイ を読んでいるのだけれど、そこで更に考えが強くなった。(思い込みすぎるのも危ないか?)
この本の目次で目に付いたところをひっこぬいてくる
- 前向きな子育て法の5つのメッセージ(子供がそうしても、そうであってもよいということ)
- 人と違ってもかまわない
- 過ちを犯してもかまわない
- マイナス感情を表にだしてもかまわない
- 今以上のものを欲しがってもかまわない
- 「いやだ」と言ってもかまわない。ただし決定権は「ママとパパ」にあることを忘れてはならない
- 協調姿勢を育むためのテクニック
- ひっきりなしの指図はひかえる
- 遠まわしな質問をやめる
- 反抗を最低限に抑えるための新しいテクニック
- 「繊細なこども」は、耳を傾け理解されることを必要とする
- 「活発なこども」は、準備と枠組みを必要とする
- 「敏感な子供」は、一度気をそらしてから再び指示されることを必要とする
- 「感受性の鋭い子供」は、定例行事とリズムを必要とする
- 指導力を行使するためのテクニック
- 命令の段階
- 1.要望を伝える。頼む言い方をする。
- 2.子どもの声に耳を傾ける。
- 3.褒美を提案しつつ、要望を伝える。
- 4.毅然と命令を下す。
- 命令に感情を持ち込まない
- 怒鳴ることの無意味さ
- 肯定的な命令の仕方
- 命令の段階
おそらくリーダーのメンバーに対する姿勢や考え方と共通するところが多いんじゃないかと。
とはいえ、子供には有効だけど、大人には有効でないものだってあるに違いないので
その辺はうまく調節する必要がありそう。
この辺について実践とレポートができればいいのだけど、一番の問題は、
「頭では納得できるんだけど、実践となると難しい(自分が上手くできない)」
ってところだな…orz
ま、いきなりできるほどできた人間じゃないのは分かっているので、ぼちぼち行こう。