「でもやるんだよ」のツラみを好きなもので緩和しているお話

アジャイルに限らず、継続することって大事なんだけど大変ですよね。私は飽きっぽいので続けるツラみがハンパなくて困ってます。どうにかしてほしい。これ。

とはいえ、続けないと先はないので、飽きっぽい自分に「でもやるんだよ」と言い聞かせながら進んでいるわけですが、そもそもツラいことなので、真面目にやっていると息が詰まる。

息が詰まると続けられなくなる、続けられないと先がなくなる。とはいえ、ここから引き返して他の道を探るのはかなりツラそう。仕方がないので続けるか…というのが現在のポジション。

まぁ、そんな経緯はともかく、息が詰まらないように続けないと先がなくなっちゃうので、そのためにどうすればいいのか? と日々悩んでおり、その結果「自分の好き」から「でもやるんだよ」成分を摂取して、真面目で埋め尽くされないようにするという戦法に行きつきました。

そんなわけで、今日は、私のでもやるんだよを支えてくれているあれこれを紹介しようと思います。

水曜どうでしょう

水曜どうでしょう 番組スタッフからのメッセージ

そして、今後は、我々のわがままではありますが、
一生続けられるようなペースで、
「水曜どうでしょう」を作っていけたら、と思っています。

一生どうでしょうします
個人(代々受け継ぐやつを除くって意味)で続けられるレベルではこれ以上のものはないんではないかと。肩の力を抜いた持続可能なペースでありつつ、しっかりお金も稼いでいる彼ら。いや、ほんと、見習いたい。

みうらじゅん

「でもやるんだよ」の扉を叩いたのは、みうらじゅん氏の『「ない仕事」の作り方』がきっかけだったと思います。 ツラくなった時は「それがいいんじゃない!」「不安タスティック」などと叫んだりすると良いみたいですよ。

それがいいんじゃない! みうらじゅん 人生が楽になる魔法の呪文

『つまらないな』と思ったら『つま・・・』のあたりで、『そこがいいんじゃない!』って言うと、
つまらないことがいいことになるってことだから。
2倍戻ってくるんですよね。
ええ。『俺、つまらないところが好きだったんだ!』って思うと、
『そうだよな』みたいな、得した気持ちになりますよね?ええ。

不安タスティック 21人の「Life is」- ほぼ日刊イトイ新聞

人生はつねに不安なものである、しかし、
「不安」に「タスティック」をつけることによって
毎日をたのしんでいこうじゃないか──ということです。

角 征典氏

アジャイル界隈のでもやるんだよと言えば、角さんと角谷さん。で、私は角さん推しなんです。

でもやるんだよにあふれた?角さんのTwitterアカウントは是非フォローしてほしいです。

この話は「落語とは、人間の業の肯定である」という話につながっていくみたいです。いろいろと深そうな世界…。

もけんちゅTV

最近みつけたでもやるんだよ。

プラモアイドルの香坂きの氏のYoutubeチャンネルですね。最近再開したプラモデル作りはこの方の動画がきっかけ。

で、どこが「でもやるんだよ」かと申しますと、以下の動画。

www.youtube.com

10年続けているってところも驚いたんですが、5分くらいからの「やってみたいと思っている人の背中を押すのがプラモアイドルのお仕事」「ずっと同じことやってるじゃんって言われそうだけど、それがずっと初心者さんの近くにいるってことじゃないのかな」この辺のくだりがもうもうもう。ぜひ、動画をみてください。(こんなのバッカ)

マッキーめぐみのガンプラch

同じくガンプラつながりで。 初代ガンプラ王 鋭之介初代日野さんのお話が聞けるのであります。

この方のお話は、なんというか、私にとってのUncle Bobみがあるんですよ(分からない方は、Clean Agileを読んでみてください)。

一例をあげると…。

www.youtube.com

あなたは性格的に性急的なんでな、
ちょっと落ち着いて、少しずつ段階的にを身に着けませんと。
これは模型だけじゃありませんよ、人生全てにおいて段階的に落ち着いて…
とりあえず思いついたらパッと動く前に3秒考えて…
最も失敗しない、論理的科学的考え方はどれかって言うことがまず大事。
失敗の大半は「それは失敗しますよ」という方法を選んでいることが多いんで

持続可能のためにゆるみは必要だと思うんですが、だるんだるんになるまでゆるみすぎると良くない気もしており。たまに動画を見返すと背筋が伸びるんですよね。シャキッとするというか。

ちなみにこのチャンネル、見てる人はおじさんが多いそうで…。なるほど、納得。

倉持由香

グラビアアイドルの仕事論 打算と反骨のSNSプロデュース術」がスゴいんです。

グラビアアイドル史上初のビジネス書発売! 
「尻職人」倉持由香が伝授する最新の自己プロデュース術にして仕事論!

倉持由香「登れる山がないなら、自分で新しく山を作る」/ はたらく気分を転換させる|女性の深呼吸マガジン「りっすん」

ちょうど「グラドル自画撮り部」を始める少し前に、
「その大きな尻を活かした方がいいよ! 活かさなかったらただの無駄尻だよ!」と
知り合いのカメラマンさんに言われたんですよ。
自分ではヒップをコンプレックスだと感じていたんですが、
その言葉をきっかけに「売りにしていくぞ!」と決めて、タイムラインを尻で埋め尽くしてやろうと
5分に1回のペースで載せていきました。飯テロならぬ尻テロです(笑)。
私はグラドルとしては胸も小さい方ですし、
既にあるグラドルの山に登ろうとしても、他のグラドルには勝てません。
だったらもう、自分で山を作るしかない。王道のグラドルたちが登る富士山は諦めて、
その近くに尻の山を作りました。小さい山でも頂上に立つことが大事なんですよね。

アジャイル界隈もスゴい人ばっかりで、どの山も満員御礼なんですよ。となると、自分で山を作るしかないんですが、私に売りなんてあるわけないじゃん!!! と逆ギレしそうになるところを、ぐっと我慢。倉持氏のようにコンプレックスを逆手にとって山を作ればもしかすると…。

だからと言って、ハトの山を作っても仕方がないことはよくわかりました。はい。

高橋優 プライド

社内のコミュニティでとある方から教えてもらった曲。

www.youtube.com

君ではダメだと言われてしまったか?
君じゃない人の方がいいと諦められたか?

初手からツラみがスゴいんですが、聞いた後は仕方ない、じゃ、やるかって感じになったり、ならなかったり。

いろんなあれこれを集めてみ..たい??

いろんな人の「でもやるんだよ」を支えているあれこれを集めてみると面白かったりするのかしら。博覧会っぽく。