XP祭り2008に行ったよ

と、言うわけで今年も行ってきました。
ワークショップがなくって寂しかったんですが、
LT五輪にふさわしいトークスを聞けてとても面白かったです。
しかも、今回は、会社のコミュニティの人と一緒。とても安心?して参加できました :)

倉貫さん

XPとは?という問いかけに、
「現場を楽しくする活動」「コミュニティ活動」「世界と自分の関係を…(忘れてしまいました)」
今の私にとてもピッタリな考え方でした。
でも、それは、アジャイル開発を導入できないところにいるからなのかも。と思ったり。

Agile2008

平鍋さん、懸田さん、林さんからの報告がありました。
自分も行ったくせに。

リンダ・ライジングさんはパタンランゲージにおける平鍋さんのお師匠さん。

そもそもパタンランゲージとは?
パタンランゲージによる住まいづくりという本がヤバイらしいので、気になる方は是非。

AgileUX(UserExperience)がホット

見て分かる。がとても大切。
色や、形はコミュニケーションにとても有効とのこと。
資料作りにもとても役立ちそうです。(私は見せる資料がとても苦手なのです)

チームゴヤットム

懸田さん曰く「最後の最後でチームになった」
自分は声をかけてくれるのを待ってしまったのだな、と終わってから思いました。
もっと飛び出したら、何か変わるかも?

ライトニング・トークス

総勢14名のライトニング・トークス。
最初は多いなぁと思ったんですが、終わってみたらあっという間でした。
それだけトーカーの方がすばらしかったわけですね。

天野さん

言霊のお話。
「はやい」を「速い」と書くか、「早い」と書くかでメンバーの受ける印象が違う
=ふりかえりの方向も違う=成果も違うというお話だった…はず。
アジャイルではコミュニケーションがとても大事なので、そこで使う言葉には
気をつけていきたいです。

いがいがさん

GodFather制度……。懇親会の時に聞くのを忘れてしまいました…。
今度あったら、聞いてみよう。

はやしさん

ドラムサークルとチームビルディングのお話。でいいのかな?
ドラムサークルでは、演奏にハプニングを取り込むことが前提なんだそうです。
で、プロジェクトにはハプニングがつき物。
そのハプニングを取り込んでいかにメンバーと協調するかが、PMの腕の見せ所だから、
ドラムサークルで行われるファシリテーションがとてもマッチするとのことでした。

とても興味があるので、会社で有志をつのって、林さんにご教授願おう!
よろしくお願いします! >> 林さん(見てないって)

事例

ふつうのプログラマーRuby+Agileやってみました。というお題。
ふつうのプログラマーだったら、Agileやらないし、XP祭りのLTには出ないってと思ったのはここだけの話。

ふりかえり重要!
ふりかえりを行うことで得られた安定感は、ふりかえりをしなくなることで失われてしまったとのこと。
とても忙しくなって、てんぱってくると、ふりかえりやボードの更新などの作業が滞りがちに
なるけれど(私はそう)、そこで手を抜くと、結局後で痛い目にあう…。
てんぱっているときこそ、一息つくのが大事なんだと分かってはいますが…。
せめて、メンバーがてんぱっている時は、一緒に一息つけるようにしよう!

野口さん

「ソフトウェア開発にはもっと愛が必要だ。」EMZEROの編集者さん。
Agile2008ではとてもお世話になりました。
インクの匂いが大好きで、自分の出版した本をとっても愛しているとのこと。
野口さんのようにプロジェクトを愛することができれば、もっと変わるだろうなぁ。
でも、その前に、家族だ。近頃仕事に熱中しすぎで、相方さんにも注意された…orz


このあたりからメモがほとんど残っていません。
大笑いした記憶はあるのですが…。キーワードだけ。

  • GoogleTest
  • IPython
  • キックオフでLT(どこでもなんでもLTで)
  • 新規開発は恋愛、保守は結婚に似ている
  • 変化を受け入れる前に、変化に気がつけるように
  • くしボール
  • ゆるふわな要求をドンピシャ(に何だったかな?)……実現!でした。角谷さんごめんなさい(2008/09/14)……
足立さん

50歳の方と聞いてビックリ。LTの熱さにビックリ。
その吸収のよさにビックリ。
とにかくビックリしました。

プレゼント

VisualStudioチームスイート+MSDN とか、ほぼ全員に書籍/雑誌がいきわたるほどの
充実したプレゼントでした。

初参加

初参加の人が半分以上でした。アジャイルも裾野が広がったんですねー。

懇親会

初めての方が多かったんだけど、あれこれ一杯話したと思います。
もちろん会社のコミュニティの人とも。
Trac日本語化の中の人ともお話できてよかった!
やっぱり、凝りすぎはいけませんよね。シンプルに。簡単に。ですよね。

で、初めての人とあれだけ話せたのに、平鍋さんや懸田さんとうまく話せない
(対面すると黙るか、ぼけたことしかいえない)のはなぜなんだろう?と
あれこれ考えていたら…


ほめてもらいたいと思っている


からじゃないか?というところに着地した。
いい話とか、いい報告、いい気づき?を話してほめられたい(語り合いたい)んだけど、
自分には蓄積されているものはなくって、でも話したいので、
今度は相手が話しかけてくれるのを待ってみたりして、
とてもぎくしゃくした非常に不自然な状態に陥ってしまっているのだと思う。

何というか…、アホな話だけども、でも、まぁ、いつかは。