2日目。

Agile2008 について

ご飯は3食食べられます。しっかり会場をチェックしましょう。

自分のこと

英語をずーっと聞いてると、脳が沸く感覚がしてきた。というか、これが沸くって感覚かなーと思った。
脳みその右端、左端がしびれるような感覚?

ものすごく疲れた…。頭が沸いているから?

朝会

7:00 からだったらしい。知らずに8:00にいったら誰もいませんでした。当たり前だ。

参加したセッション

KeyNote

今回は Scaling Agile がテーマのようだ。

初めての人が 60%。私もその一人。

Agileの経験は

  • Novice 30%
  • Intermediate 40%
  • Expert 30%

くらいとのこと。

Sharing the passion to continuously implove the art of software delivery

22% は N-America 以外の国とのこと。例に Japan が出たよ!

39の国で Agile が使われているそうな。(どうやって調べたのかな?)

規模について

  • 今回は 1500 人が参加。
  • Registrations 37% UP!
  • Submission 38% UP!
  • Accepted Sessions 24% UP!

ともかく、どんどん成長しているということ。
でも成長率がすごいなぁ。

金曜日の午後に、リバイバル セッションがあるらしい。

その後は、THE WISDOM OF CROWDS James Surowiecki のお話。
ひとつも分からなかった…。
脳が沸いた沸いた。10:30 ですでに疲れた…。

TALKでプレゼン資料がないと、ひたすらに会話を聞くことになるので、英語が苦手な人はとてもつらいことに。
※ だからといって、WS や TU がいいのかというと・・・。

Expanding Agile Horizons

詳しいことは、プレゼン資料をダウンロードしたほうがよいので、おおすじを。
http://www.poppendieck.com へ急ぎましょう!

Plank Road Fever
1840〜1850年に道路建築?のブームがあったらしい。
その結果、ぬかるみはなくなり、移動時間は短縮されたなど、恩恵は大きかったのだけど、
メンテナンスのコストが高くなったわ、多くの道は放棄されたわ、で散々だったらしい。

ソフトウェア業界もおんなじことしているよね?
ということで、1968年から今までのソフトウェア業界のPlank Roadをみんなで見ていくという流れ。

最後に、Engineering とは?という問いかけに対して Poppendieck さんが、
5つの視点からいろいろな質問(例:熟練者がシステムにおける全ての目的を熟知していますか?)を
投げかけていた。

  • Purpose
  • Structure
  • Integrity
  • Life Span
  • Results

で、この5つの視点からの質問が、実は Lean を表しているという仕掛け。
Agile や Lean を一言も出さず、それらを説明することができるなんて凄いなぁと。
私はそれに気がつかず、これらの質問を「きっつい質問が多いなぁ…」くらいにしか捕らえてなかった。
隣にいた中山さんから説明されなかったら、どういう解釈になったことやら…。

Agile & Paper Prototyping

手を動かす WS なら大丈夫かと思ったら、お題を理解することができず、ボーゼンと見てるだけになってしまった。
最後は、いたたまれなくなって、退散してしまった。同じテーブルだった人、ごめんなさい…。

セッションは、

  • 「PaperPrototype って結局何だろう?」というところから始まって、
  • いくつかの Myth(俗説)に対して意見交換
  • その後、実習
  • また Myth に対して意見交換
  • で、さらに実習

という流れ。実習は5回ありました。実習時間はとても短く6分。PaperPrototyping はさくっとが肝心なのかな?

発表する人は限られているけど、セッションの間中 意見が活発にやりとりされるのがとても印象的。
日本では、なかなかこうならないかなぁと思った。(アジャイラーが集まってもそんな気がする)

そもそも、WS は、皆で答えを見つけにいくもののような気が…。
皆で=議論が活発=英語が分からないととてもとても苦労することに。

肝心の PaperPrototyping はというと、

  • ちょっとしたひらめきや思いつきを、その場でさくっと形にできるのはとても楽しい。
  • 小学生の時の図画工作みたいで楽しかった。
  • スクロールやスライドの仕掛けを考えるのは、頭の体操になるかも。
  • 仕組みを思いつかない人は苦しいだろうなぁ。それこそペアで作業すればいいのかな?
  • 透明なシートを使うと、表現がとても広がる。多分ほかにもテクニックはいっぱいあるに違いない。
  • でも、あまり凝りすぎると、PaperPrototyping のよさが無くなってしまうので、注意したほうがよさそう。

作ったものは

  • テキストボックス(内容をスクロールできるもの)
  • ドロップダウン
  • タブウィンドウ
  • スクロールするリストボックス
  • ピクチャービュアー(サムネイルがスクロールできて、お好きな絵を拡大表示できるもの)

くらいだったと思う。
仕掛けを忘れないうちに、もう一度やってみたいな。帰ったらコミュニティで声をかけてみるか。

◆ProtoTypingの本
http://rosenfeldmedia.com/books/prototyping/

◆TALKERのブログ?
http://toddwarfel.com/

夕会

こっちは参加できた。
この夕会まで、ほとんど集団行動らしいものをしてない気がしたので、少し安心した。

みんなで集まって、

  • 今日の一言
  • 明日の予定
  • Dear XP の練習

を。今日の一言で、WS に参加して失敗したことを発表したら、
その後「Workshop は英語ができない人には難しいと思ったので…」と発表している人がいて、
やっぱり俺は考えが浅いんだなぁ…。とちょっと落ち込んだ。

ま、WS の雰囲気や、ちょっとだけはよさを感じることができたんだからいいとしよう。

野口さんに昨日の Poppendieck さんの話を聞いてみる。

  • Lean との出会いについて
  • 世界各地で Management をしたときのお話
  • 旦那さん(Tom Poppendieck)のお話

という内容だったらしい。世界各地に行ってたことだけは分かったんだけど、それ以外はさっぱりだった。
とても貴重なお話を聞き逃した気がするよ?

野口さんから、こっちの人と話す、こっちの人にアピールするコツを教えてもらった。
ありがとうございます。Agile2009 で実践したいと思います。(行くのか?)

  • こっちの人と話すときは、英語力よりも、自分をどうやってアピールするかを考えること。
    • 例えば家族の写真や、プロジェクトの現場の写真とか。
    • 写真を見せるだけで、相手から質問してくれる(かも)。
  • 自分の知っていることと、そうでないことであれば、知っていることのほうが聞きやすい。
  • 知っていることを聞くためには、こちらから質問するのが一番。
  • 黙って聞いていると、「興味を持っている」と思われて、どんどんその話が加速することに。
  • 加速させないようにするには、こちらから質問するのがよい。
  • こっちの人は、話の腰を折られても、平気とのこと。
  • とは言え、一呼吸おいたときとか、飲み物とったときとか、一息ついたところで切り替えるほうがよい。
名刺

自分の持ってきてない!!
もらった人には連絡したいけど、日本の方はともかく、英語圏の方はどうしよう。
そもそも筆不精だからなぁ…。何か文章考えておいたほうがよさそうだ…。

あぁ、やることはとても多い。